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ことばの教室への2年間の通級がもたらした我が子の心の成長

ことばの教室

我が子の言葉が他の子より遅いとはっきりと感じたのは3歳の頃。

それまでも子育てサークルなどで会う子と比べては落ち込みつつも、「おとなしい性格、早生まれだし、こんなものだよ」と自分に言い聞かせていた気がします。

幼稚園に入所して他の子と関わる機会が出来たことで、同学年の子どもたちと我が子の発語の量や滑舌などが全然違うことを認識し、漠然とした不安に襲われたことを思い出します。

おっち
おっち

うちの子全然何言ってるかわからない・・・

決して他人に自分から話しかけることなく、園でも先生といることが多かった我が子。

何事にも自信がないような我が子。心配でなりませんでした。

しかし、年長から通級した「ことばの教室」での2年間が私の子供に与えたものは大きく、彼女はただ言葉を学ぶだけでなく、自信を持って自分を表現する方法を身につけてくれました。

今、我が子は自信に満ちています。その背景にある成長と変化について、今回はお話ししたいと思います。

この記事を読むことで、「ことばの教室」は、ただの「ことば」を正しく発音させるためだけの教室ではないことを伝えたいです。お子さんの言葉の発達やことばの教室への悩みを抱える方々に「こんなケースのあるんだ」と知っていただければと思います。

「ことばの教室」への通級で得たもの

我が子がことばの教室に通い始める前は、彼女の発語が不明瞭で、母である私ですら聞き取れないことが多かったです。聞き返すことが日常的で、その度に彼女は発語をためらい、口ごもったり怒って泣いたりしていました。私はそのような状況下で、初めての育児に神経質になっていて発音を指摘したり、聞き直すことで彼女の自信を損なっていたことに気づけなかったんです。

おっち
おっち

なんでうちの子はできないの?おかしいの?

そんな我が子と私たち夫婦は、市の保健師さんや園の先生と年中の頃から本格的に相談を進め、年長からことばの教室への通級を始めました。

保健師
保健師

1人で考え込まないでください!

園の先生
園の先生

みんなで何がお子さんのためになるか確認しましょう!

通級することに対して、抵抗がある家庭も多いと聞きます。実際、夫や義両親はあまりいい返事ではありませんでした。

しかし、当時の私は相談することに何の迷いもありませんでした。それは、おそらく私が介護支援専門員として働いてきた中で、「支援」と言うものに対しての考えが前向きであったからだと思います。

今の我が子には「ことば」を話すことに「誰か力を貸してくれる人が必要」

適切な通級支援を受けさせたい

保健師さんや言語聴覚士、園の先生との話し合いを通じ発語に対しての部分の他に、「自信」を持てるような関わりを持つようにすすめていきました。通級を初めてからの我が子は、ことばの教室に楽しんで通い、園の生活の中でも交流が増え発語に対しての自信も出てきました。

我が子の通級は2年で終了。その数ヶ月後には、学年代表で全校生徒の前で発表したり、学級委員長に立候補するほど「自信」を持てるようになりました。

我が子の成長は、ことばの教室での経験から生まれたものであり、彼女の自信への道を開いたきっかけであったと実感しています。

積極的にコミュニケーションを取る姿勢

通級を始めていくうちに、滑舌自体は不明瞭なところはあるものの話は通じる程度まで改善され、仲がいい子に対しても自分から話をすることができるようになりました。小学生になった今では、クラスの子供たちとのコミュニケーションに積極的に取り組んでいるそうです。1年生の1学期は、口ごもって泣いてしまうこともあったそうですが、学年末には改善され、同時にことばの教室も卒業となりました。

2学年になってからは先生から交流面での不安は聞かれません。彼女の心の成長がもたらす自信が、新しい友情を築く力となっているようです。

まとめ 〜ことばが与えてくれた勇気〜

ことばの教室での経験が、我が子に勇気を与えました。彼女は、自分の考えや気持ちを遠慮なく表現し、新たな挑戦に果敢に取り組む姿勢を見せています。

これらの変化は、ことばの教室での2年間の成果だと思います。我が子の心の成長は、彼女の人生における貴重な一歩となっています。

そしてことばの教室は親である私たちも成長させてくれました。

私は過去、彼女がことばの教室に通うことについて前向きに自信を持って決断したにもかかわらず、時には「自分の関わりが悪かった、なんでみんなと違うことになったの?」などと自己疑問に陥ることがありました。しかし、彼女の成長を見るにつれ、私も自分のマイナス思考を振り払い、前向きな行動をとることの大切さを学びました。何度も夫とも話し合い、成長を都度喜べるようになりました。

彼女の成長は、私たち家族の絆をより深めています。

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