ポカン口解消にも効果あり！？お菓子を使って簡単に自宅で出来ることばの発達に役立つトレーニング【ことばの教室・通級】

今回の記事では、我が子が通った「ことばの教室」で実際に行っていて、自宅でも行っている「お口のトレーニング」をお伝えしたいと思います。

とっても簡単で楽しく行える内容なので、お子さんの「ポカン口」や「滑舌」「ことば」の発達について悩んでいる方がいましたら、ぜひ試して見てください。

３歳年少さんの頃の我が子は、親である私でさえも聞き取れないほど、言葉が不明瞭でした。年長さんからことばの教室に通級をはじめたことで、発語や発音がしっかりしてきました。現在はことばの教室は卒業しましたが、たまに発音がおかしいと感じる時があり、思い出しては「お口のトレーニング」を自宅で行っています。

ことばの教室とは

ことばの教室は、ことばの発達に遅れや問題がある子供を支援するクラスです。専門的な知識を持った先生が個別に指導し、発音や表現力、コミュニケーション能力を高めるトレーニングを行います。子供の自信とスキルを伸ばす場所です。

自宅でできる簡単なトレーニング方法

我が子が通った「ことばの教室」で実際に行われていた「発音」に対してのトレーニングで、自宅で出来るものを紹介します。

今回紹介するトレーニングの目的は3つ

• 舌の筋肉の力をつける
• 唇や頬などの口周りの筋肉の力をつける
• 正しい舌の位置や唇の状態を保てる様にする

ポッキーを使ったトレーニング

チョコレート大好きな我が子が毎回楽しみにしていたトレーニングのひとつがこちら

美味しいポッキーが食べれるトレーニングと聞けば、嫌がる子なんていなそうですよね。

舌の力を抜いて、優しく舐めます。舌に変に力が入ると折れてしまうので注意！

せんべいを使ったトレーニング

駄菓子のせんべい（ミルクせんべい）を使ったトレーニングがこちら

両手で持って、真ん中に穴が開くように舌を使って舐めます。

舌に力が入り過ぎると割れてしまうので注意が必要です。上手に真ん中に穴が開くと嬉しくなりますよ。

穴が空いたら（途中で折れた場合も）、手を使わずに舌だけで落とさずに食べましょう。舌や頬など口周りの筋肉をしっかり動かさないと落ちてしまうので、大人の私がやってみて難易度は割と高めに感じました。でも、子どもは凄く楽しんで行っていましたよ。

おっとっとを使ったトレーニング

目隠しして、おっとっとを1つ舌に乗せて口の中に入れ、何の形か当てます。

舌や口腔内をうまく使って形を確かめるので、これも口腔機能をかなり鍛えられる内容です。

力を入れるとおっとっとが割れてしまうので注意！

美味しくて楽しいので、盛り上がりますよ。

笛ガム（笛ラムネ）を使ったトレーニング

唇や口周りの力加減や、吐く息の調整をしないとうまく音が鳴りません。難しい！

我が子は、笛ガム自体を拒否で通級当時は行わなかったのですが、時を経て今、鳴らして見たいとたまに買ってきて練習しています。

舌の位置や口周りの使い方のコツが分からず、まだ音は出せていません。

フーセンガムを使ったトレーニング

私が子ども時代からあるフーセンガム。現在は、口腔機能の改善や向上に効果があると認められ人気のトレーニングアイテムです。

口をしっかり閉じて、舌を使ってガムを丸めたり、伸ばしたりと口腔機能をかなり鍛えられる内容です。

ちなみに我が子は、ガム自体を拒否のため出来ませんでした。最近になって、周りのお友達の影響で食べるようになりましたが、丸たり伸ばしたりは出来ますが、膨らませることはまだ出来ていません。

効果はあったのか

ズバリ！我が子には効果はあったと思います！

週に1度の通級だったので、そんなに間が空くことなく進められたことと、家でのトレーニンングもお菓子を使うので子どもも嫌がることなく簡単に出来ました。

最初はポッキーやおせんべいを、コツが分からず力を入れてしまいすぐに割ったり折ったりしていたのですが、回を重ねるごとに上達していきました。

結果、我が子は、このお菓子を使ったトレーニングを1年続けただけでも、当初に比べるてかなり滑舌が良くなりましたし、ふとした予期の「ポカン口」も気にならなくなってきた気がします。（もちろん、並行して行った他のトレーニングの効果もあります！）

子供だけでなく、私も口腔内と口周りの筋肉の動かすことを意識して行うことができ、良いトレーニングになっています。

ぜひ、家でのおやつ時などに楽しみながらトレーニングをして見てください。

我が家も引き続き、トレーニングを続けたいと思います！